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大田辰夫 牧師からのメッセージ

あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる(9月27日更新)

ゴルゴダの丘には三本の十字架が立てられていた。中央にはキリストが、その両側には二人の罪人が。ひとりの罪人は「お前はメシアではないか。自分自身と我々を救ってみろ」と言った。

何の反省もない、自暴自棄な言葉であった。しかし、もうひとりの罪人は違った。「我々は、自分のやったことの報いを受けているのだから、当然だ。しかし、この方は何も悪いことをしていない」と言った。。

不思議なことにこの人は、イエスの無罪を告白することができたのである。と同時に自分の罪と、自分自身の責任を認めたのである。

個人在責論という言葉がある。罪は徹底して、一人の人間の問題であり、責任は罪を犯した者が、負わなければならないという意味である。真に悔い改めた魂は、罪から逃げようとはしないのである。

それから、このひとりの罪人は、また言った。「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」と。この罪人は自分が天国に入れてもらえる権利も資格もないことをはっきりと知っていた。ただ打ち砕かれて、主のあわれみと恵にすがるしかなかったのである。ここにこそ、悔い改めた魂の祈りがある。

その時、十字架の主から、赦しと救いの言葉が与えられたのである。

「あなたは今日、わたしと一緒に楽園にいる!」と。

「人は変わることができるのです!」。「最後の一呼吸に至るまで人は変わることができるのです!」(P. トゥルニエ)。

なんと希望に満ちた慰めの言葉でしょうか。私たちもまた、“きょう”この言葉「あなたは今日、わたしと一緒に楽園にいる!」(ルカ23:43)を聴くものでありたい。

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